taiponzu’s diary

普段考えていることや自分が欲しかった情報をあげていきます

大学一回生が夜と霧を読んだ感想

こんちは!大学生春休み長すぎってなったたいぽんずです。

今回は夜と霧を読んだ感想です。この本はヴィクトールフランクルというドイツでナチスの収容所に入れられた人で心理学からの視点で本を執筆されていました。

この本を読んで僕が一番強く感じたことが生物として生きるために自己をなくしてしまうか、人として生きるために死ぬかの選択を迫られた時、人それぞれの決断を下したということです。フランクルさんは心理学者として自分の体験を書き残す未来を想像して耐え忍んでいました。しかしほとんどの人が絶望に生きる中で人に優しくできる人がいたのです。そのことに対して人はこれほどまでに強いものなのかと人には限界がないことを知ることができました。自分は高校時代体育会で罰走に怯える日々でした。しかしその中でも先輩のキャプテンは全員を鼓舞し、メンバーが欠けることのないように「他人」に気をかけていました。自分にとってはその人は体力があるからだと考えていました。しかしそれはもしそうであってもそういう人は人として強い、高いレベルにいることがわかりました。人は極限状況に入ると本来の自分が見えてくるもの、そういう場所で自分が苦しむことに我慢してほかの人にも手を差し伸べれる人。どうせいつか死ぬならそういう人になりたいと思いました!